タウンズ-Xのシステムが設置されているフォルダー(トップフォルダー)の直下には以下の6種類のフォルダーがあります。
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基本的な仕組
ページフォルダー内の特定のページにアクセスがあると、スクリプトライブラリーフォルダー内の関連するプログラム(スクリプト)が実行され、現在のページ内に含まれるブロックの表示情報を作成します。
作成された表示データは、スタイルフォルダー内にある選択中のスタイルのレイアウト処理スクリプトに渡されます。レイアウト処理スクリプトは、テンプレートフォルダー内にある各ブロック毎に指定されたテンプレートを読み込んで最終的な表示データを作成し、ブラウザー画面に表示します。
ページフォルダー
サイトの閲覧者が直接アクセスできるページやカスタマイズ可能な設定ファイル、キャッシュ化されたコンテンツは全てこのフォルダー内にあります。
ページフォルダーの直下にはトップページ用のページファイルやサイト全体にまたがる設定変数ファイル、共通ブロックの設定定義ファイルなどがあります。
サイトの閲覧者から直接アクセスされる各ページファイルは、それ自体もPHP言語によるスクリプトファイルですが、これらのファイルには単に個々のページにどのようなコンテンツを表示すべきかの設定情報だけが記述されています。
スタイルフォルダー
スタイルフォルダーには、スタイル選択ボックス内に表示されている名前を選択することにより、サイト全体の見栄えを一瞬に切替えることができる複数の個別スタイルフォルダーが収められています。
各個別スタイルフォルダー内には、そのスタイルで使用するスタイルシート(CSS)や画像などが収められています。また、各個別スタイル毎のページのレイアウト全体を定めるテンプレートファイル(レイアウト処理スクリプト)も収められています。
スクリプトライブラリーフォルダー
このフォルダーの中には、タウンズ-Xの各ページに表示するコンテンツを作成するための全てのスクリプトが各モジュール毎のフォルダーに収められています。各モジュールに共通する基本的な処理を行うスクリプトは共通フォルダー内に収められています。
閲覧者がページフォルダー内の特定のページファイルにアクセスすると、トップフォルダーの直下にある先読み専用の制御スクリプトファイル(オートプリペンドファイル)が読み込まれて実行されます。このスクリプトは、ページファイルに書かれた設定内容に従って、順次必要なライブラリスクリプトを読み込んで実行します。
作成されたコンテンツは、スタイルフォルダー内にあるテンプレートファイル(レイアウト処理スクリプト)に渡されます。
テンプレートフォルダー
このフォルダーの中には、全ての表示ブロックを描画するためのテンプレートファイル群が収められています。テンプレートファイル群は各モジュール毎のフォルダー内に収められ、サイト全体で共通して使われるものは共通のフォルダー内に収められています。
各テンプレートファイルは、それ自体もPHP言語によるスクリプトファイルであり、スタイルフォルダー内のレイアウト処理スクリプトから呼び出されて個々の表示ブロックの描画を行います。
ダンプフォルダー
データベーステーブルのバックアップを行うように設定されている場合は、このフォルダー内に定期的にダンプファイルを作成し、保管します。
また、テーブルに格納する全ての情報をキャッシュするように設定されている場合は、ページフォルダー内に個々のコンテンツ毎のテーブル格納情報がキャッシュされ、万一データベースが壊れた場合にもデータの復旧が可能になっています。
セッションフォルダー
サイトを閲覧中の利用者に関するセッション情報が収められています。ただし、利用者個人を特定できるような情報は含まれていません。