国道410号線 館山〜木更津
千葉県館山市〜木更津市 (100.8km)
勝山海岸上にそびえる大黒山の頂上に設けられた展望台です。城の形をしている展望塔からは、眼下に勝山漁港や町並みがみえます。望遠鏡では伝説の島・浮島と東京湾を行き交う様々な船を手に取るように眺められます。天気が良ければ富士山や伊豆七島も眺めることができます。素晴らしいすり鉢状の山です。
富山町の町名の由来としてシンボル的な山(標高349.5m)です。南房総を開拓した「天富命」がこの山頂で指導したとされていることと、天富命を埋葬した地と伝えられる説があります。山の中腹に「伏姫の籠穴」があり、伏姫山門をくぐると八房を祀った犬塚があります。平成11年(1999年)2月に皇太子殿下と妃殿下が富山を御散策をされました。
国道 410号線沿いに海に面した眺望の素晴らしい所に位置し、施設内には熱帯ドームをはじめ、大温室、花摘みのできるお花畑、花直売コーナー、レストラン、ドライブインなど、潮風と花の楽園です。特に冬から春にかけポピー、金魚草、キンセンカ、ストックなど、四季折々の花摘みや熱帯の植物も楽しめます。太平洋を眼下に、自家製の菜の花ソフトクリームなどオリジナルメニューもあり楽しめます。夏は海を見渡すガーデンプールゾーンが南房総屈指のロケーションです。
南房総の玄関口にそびえる鋸山は海抜329.5mです。垂直に切り立った岩壁は恐ろしいほどの高度感にあふれ、その名のとおり鋸の形をしています。千葉を代表する山の一つとして知られています。山頂からの眺めは、富士山はじめ関東一円を一望できます。大景観の素晴らしさは、言葉でいいつくせない美しさです。十八勝、三十六景など数多くの秘境に富み、すべてを観賞するには二日を要するといわれています。景観だけではなく学術的にも貴重な存在です。山中の地質や動植物を調査研究する人々に「天然大博物館」として注目されています。鋸山には、登山道とロープウエー、車で鋸山登山自動車道パノラマラインの駐車場を利用することができます。
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館山市の西岬にあり房総半島の西南端の岬です。北の大房岬との間に館山湾を抱き、三浦半島の剣岬と共に東京湾の入口を占めています。この岬の沖合海域は「潮の道」といわれ、海難の多い所として知られています。岬付近は温暖で各季花の栽培が盛んで、マーガレット岬の別名があります。海を隔てた伊豆や富士山の眺めも優れ、伊豆大島を近くに望む、鯛の釣場として知られています。背後にある御手洗山の中腹には洲崎神社があります。境内の自然林はスダジイ極相林で県の天然記念物に指定されています。
清澄山系に属し、標高 296.2mを頂点として、南東の斜面に面し面積約 294haの緑豊かな自然に恵まれ春夏秋冬梅雨の5つの季節を持つ県民の森です。施設内には公共の宿「せせらぎ」を中心に森の別荘「ログキャビン」、オートキャンプ場、キャンプ場、文化体育館、茶室、グランド、水車小屋、展望塔、体験教室など、アウトスポーツでは関東一の設備が整っています。森の中を流れる渓流にはサワガニやカジカガエルが生息し広々とした自然空間に点在する豊かな植物群や野鳥、鹿、リスなどと接することができます。春にはミツバツツジ、サクラ、フジの花が咲き梅雨時には日本一の麻綿原のアジサイを満喫できます。草木が紅や黄色に染めた林道を進み紅葉の名所養老渓谷まで爽やかなハイキングも楽しめ、自然とアウトドアレクリエーションの宝庫です。利用者からは学習の森、憩いの森として親しまれています。