館山市の西岬にあり房総半島の西南端の岬です。北の大房岬との間に館山湾を抱き、三浦半島の剣岬と共に東京湾の入口を占めています。この岬の沖合海域は「潮の道」といわれ、海難の多い所として知られています。岬付近は温暖で各季花の栽培が盛んで、マーガレット岬の別名があります。海を隔てた伊豆や富士山の眺めも優れ、伊豆大島を近くに望む、鯛の釣場として知られています。背後にある御手洗山の中腹には洲崎神社があります。境内の自然林はスダジイ極相林で県の天然記念物に指定されています。
房総半島の最南端に位置し、施設面積は22.4haで常緑広樹林帯からなっています。平砂浦展望台が遠く富士山、天城山が、大島展望台からは伊豆大島が望めます。この地は、日本列島のほぼ中央にあり、渡り鳥の休息地点で色々の野鳥がみられます。餌や水を補給のまたとない地点で、特別鳥獣保護区にもなっています。採鳥道は 3.4km、2.7km、1.9kmと3コースがあり、ほかにもふれあい野鳥館、大型ネットきん舎、展望台、生態観察舎があります。自然の素晴らしい森にグリーンシャワーコース、バードウォッチングコース、ファミリーハイキングコースが設けられ、バードウォッチングをしながらハイキング・森林浴ができます。自然環境に優れた森林は日本森林浴百選にも認定されています。
カーネーションは、関東一の規模を誇る栽培専門の温室施設のあるカーネーション団地で栽培されています。館山バイパスから富浦に入った畑地に、12軒の組合員によりハウスが作られ、様々な種類のカーネーションが生産されます。特に京浜地区を中心に出荷されています。
便宜上、北条バイパスと国道410号線との交点を起点として表示しています。