南房総の玄関口にそびえる鋸山は海抜329.5mです。垂直に切り立った岩壁は恐ろしいほどの高度感にあふれ、その名のとおり鋸の形をしています。千葉を代表する山の一つとして知られています。山頂からの眺めは、富士山はじめ関東一円を一望できます。大景観の素晴らしさは、言葉でいいつくせない美しさです。十八勝、三十六景など数多くの秘境に富み、すべてを観賞するには二日を要するといわれています。景観だけではなく学術的にも貴重な存在です。山中の地質や動植物を調査研究する人々に「天然大博物館」として注目されています。鋸山には、登山道とロープウエー、車で鋸山登山自動車道パノラマラインの駐車場を利用することができます。
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道の駅 白浜
房総半島の最南端、太平洋に突き出ている台地の野島崎には、“白鳥の灯台”とも呼ばれる野島埼灯台があります。点灯は観音埼灯台に次いでわが国2番目に古い美しい灯台です。灯台の下は太平洋の波涛が砕け散る岩礁地帯で海女によるアワビ、テングサ採取の中心となっています。また、野島埼灯台を中心とした公園は格好の散策コースです。潮風に吹かれながら、岬の公園をひとまわり約20分のコースです。