県道89号線 鴨川富山線
鴨川市宮〜南房総市 (25.9km)
館山市の南端、布良海岸を見下ろす小高い不老山に自然村があります。約10万坪の敷地内にはお薬師様をお祀りした「能忍寺」、無農薬のソバ粉で作った手打ちソバ処「涼庵」、ホテル「正翠荘」、茅葺の旧家を利用した淡い琥珀色の不思議な温泉「不老山薬師温泉」があります。神経痛や関節の痛み等に効き、露天風呂もあり近隣の方の保養地として多くの人達に親しまれています。温暖な気候と緑に恵まれ、自然がいっぱいで野鳥のさえずりや薬草の香りが実感できます。展望台からは富士山や濃紺の天城連山も望めるし、やや東に目を移せば大島が以外に近く大きく浮んでいて素晴らしい眺めです。
洲崎灯台と野島埼灯台の間にあり、平砂浦を望める4万坪のパークです。パーク内は花を楽しみ、釣りもスポーツもバーベキューも大人も子供も楽しめる家族そろってのレジャーに良い所です。特に花については年中花摘みができるという楽園です。
館山市の北部、JR那古船形駅西方の海岸に面した船形山中腹にあり、断崖の途中にはりついたように観音堂が造られていることから通称「崖の観音」と呼ばれています。養老7年( 723年)、東国巡訪中の行基がこの崖面に十一面観音を彫刻安置したのが寺の始まりとされ、観音堂背後に高さ 1.5mの磨崖十一面観音像があり、館山市の有形文化財に指定されています。観音堂は飛騨匠の作と伝えられる朱塗舞台造の建物で荒々しい岩肌との対照が印象的です。
開業は大正8年5月24日(1919年)です。初めての駅舎は大正8年(1919年)4月に出来ましたが、現在は、平成11年(1999年)に現代的な南欧風の駅舎に変わりました。多くの観光客で賑わいます。日本の駅 100選にも選ばれています。
沖ノ島は館山湾の南端に位置しています。現在は陸続きになっていますが以前は 500m沖合いにあった島です。関東大震災により1km程度の小さな島となりヤブニッケイやタブノキなどの自然林に覆われ、海岸動植物が小さな島で共存するネイチャーアイランドです。海岸からは平らな波の彼方に富士山、相州連山が眺められ、特に富士山を望んでの落日は絶景です。
安房国一宮として知られる安房神社の祭礼は、中里八坂神社、犬石神社のものを含めて3基の神輿が境内に集まります。また周辺の神戸地区でも多数の神輿や屋台が出て賑わいをみせます。明治の頃までは浜辺で催されていたので浜降祭といわれていました。
里見氏の居城・館山城跡を戦後に整備した公園で、現在は市民の憩の場となっています。山頂には天守閣形式の博物館分館があり、天守からは鏡ヶ浦を中心とした市街地が一望できます。園内には桜や梅、さつき、つつじなどの木々が茂り、季節には人々の目を楽しませます。また、芝生広場や日本庭園、博物館本館も公園内にあります。
北条バイパス沿い
県南部地域の文化の拠点として、地域の文化活動を支援し、芸術文化鑑賞の機会を拡充する目的で建てられました。大ホール(1,200席)・小ホール (300席)・大会議室(96名)・小会議室(30名)・ギャラリー・喫茶コーナーが設けられており、ホールには車椅子専用スペースもとってあります。外壁の装飾がユニークで見る人の気持ちを浮き立たせてくれます。
「房総の海と生活」をテーマに海洋民俗資料や安房地方の文化財を中心に展示を行っています。三つの展示室と四つの資料収蔵展示室が設けられています。収蔵展示室には和船や櫓、櫂、舵が、第一展示室には房総地方にみられる漁法が、第二展示室には海に生きる人々の風習・信仰を展示しています。企画展示室には海にちなんだ安房地方の文化財・伝統工芸品などを紹介しています。