県道258号線 富山丸山線
南房総市〜南房総市宮下 (12.3km)
地図要修正(右半分が抜けている)
日蓮聖人の弟子、日家上人が建治2年(1276年)に聖人生家跡に一宇を建立し、高光山日蓮誕生寺としたのが始まりとされています。その後天災に遭い、現在の地に移り小湊寺誕生寺と改称されました。宝永3年(1706年)建立の仁王門や、日蓮聖人像が安置されている祖師堂、本師殿宝塔などがあります。また、灯篭流しや御会式など、年中行事も多く開催されます。
里見氏の居城・館山城跡を戦後に整備した公園で、現在は市民の憩の場となっています。山頂には天守閣形式の博物館分館があり、天守からは鏡ヶ浦を中心とした市街地が一望できます。園内には桜や梅、さつき、つつじなどの木々が茂り、季節には人々の目を楽しませます。また、芝生広場や日本庭園、博物館本館も公園内にあります。
安房国一宮として知られる安房神社の祭礼は、中里八坂神社、犬石神社のものを含めて3基の神輿が境内に集まります。また周辺の神戸地区でも多数の神輿や屋台が出て賑わいをみせます。明治の頃までは浜辺で催されていたので浜降祭といわれていました。
初期浮世絵師の巨匠菱川師宣は鋸南町の縫箔刺繍を業とする吉左衛門の子として生まれました。名は吉兵衛、晩年仏門に入り友竹と名乗りました。生年及び在郷年代は不明ですが、青年期に画技を志し、その後江戸に出て、浮世絵師として大成しました。特に木版画の分野に新しい様式を生み出し、浮世絵版画創始期の第一人者と目されるに至りました。記念館には「見返り美人」などの作品資料を中心に、他の浮世絵師歌川広重、豊国、国芳らの作品も展示され、浮世絵の歴史や浮世絵から見た江戸庶民の風俗を紹介しています。